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HMKL(ハンクル) K-Ⅱミノー ルアーインプレッション

その実釣性能はまさにエサレベル!
ただ巻きとドラッキングで中層のサスペンドバスを攻略出来るロングビルミノー!!

ほとんどルアーコレクターのちかみやが、個人的に気になるルアーをテストして、独断と偏見でお送りするルアーインプレッションコーナー。そのルアーが持つ特徴的な構造や形状、実際に使用した感想と、独自の解釈でルアーの特徴をひも解き、超個人的な目線でルアーを解説しています。今回は、美しいフィニッシュと高い実釣性能で高評価のロングビルミノー、ハンクルのK-Ⅱミノーをインプレションしていきます。

Contents

ハンクルK-Ⅱミノー60SPのスペック

Length : 60mm
Weight : 3.5g
サスペンド
Hook  :VANFOOK DT-45S #10×2

先生
先生
ハンクルのミノーシリーズには、潜行能力によってⅠ~Ⅳの数字が振り分けられ、Ⅱなら2mⅣなら4mの潜行能力を持っています。その中でも今回はシリーズの中心となるK-Ⅱミノー60にフォーカスしますが、K-Ⅱミノーには60㎜モデルと95㎜モデルの2サイズがラインナップされ、使用目的やシチュエーションで使い分ける事が出来ます。

ハンクルK-Ⅱミノー60SPの構造と外見の特徴

K-Ⅱミノーの外見や内部構造などから、このルアーが持つ本来のポテンシャルを解き明かしてみましょう。細部まで作り込まれたハンクルK-Ⅱミノーは、他のロングビルミノーと一味違った味付けが最大の魅力になっています。

リップの形状

ハンクルK-Ⅱミノーのリップ形状は全体的に幅広で水を掴みやすく、ロールアクションを主体とするロングビルミノーとしては珍しい形状をしています。まるでクランクベイトのようなリップは掴んだ水の抵抗をしっかりとアクションに変換し、ウォブリングを中心とした非常にアピールが強いアクションを発生させます。

リップの角度

ハンクルK-Ⅱミノーのリップの角度は、他のロングビルミノーと比較してやや立った角度を採用しています。角度のついたリップはより水を受けやすく、K-Ⅱミノーがいかに他のロングビルミノーよりもハイアピールか?を物語っています。潜行深度は、スピニングタックルで水深2.5m付近を確実にトレースする事ができ、その正確さはまるで精密機械そのものです。

ボディ形状

K-Ⅱミノーのボディシェイプは細身で水の抵抗を受けにくく、水を逃がしやすい形状をしています。重心移動システムを備えて十分なキャスタビリティーを持っていますが、K-IIミノーのポテンシャルを最も引き出すのは、ただ巻きとドラッキングです。タダ巻きでは2.5mレンジまで潜行、ドラッキングでは5m~6mまで到達します。

ハンクルK-Ⅱミノー60SPの特徴と長所

ここではK-Ⅱミノーが持つ特徴を3つご紹介します。
それぞれのルアーが持つ特徴や長所、強み理解していれば、状況に応じて正確にルアーを使い分けられるようになり、より多くのバスに出会えるチャンスが広がります。

ウォブリングを中心とした高アピールのスイムアクション

小さなボディのロングビルミノーがディープレンジで効率良くバスにアピールするには、何かしらの気付いてもらう工夫が必要となります。K-Ⅱミノーはこの問題をスイムアクションの強化で解決。ウォブリングを中心としたアクションは非常にアピールが強く、タフコンディション時に効果的なデッドスローリトリーブや素早いジャーキングにも、完璧なウォブロールアクションを提供します。

狙ったレンジをしっかりトレース出来る正確なレンジキープ能力

細部まで作り込まれ、精密機械のような正確さを持つK-Ⅱミノーは、アングラーの意思を捉え狙ったレンジを長時間キープできるだけの実力を有ています。この特性は夏から秋のシーズンに多い中層のサスペンドバスに特に有効で、一定のレンジを幅広くサーチしたい時に効果を発揮します。

ただ巻きとドラッキングで6mまでのディープ攻略が可能

K-Ⅱミノーはただ巻きとドラッキングをメインに設計されており、60㎜サイズの小型ボディにもかかわらず、ドラッキング時の最大潜行能力は6mにまで達します。ここまでのディープエリアでしっかりと泳ぐ小型ボディのハードルアーというのはほとんど無く、ルアーサイズにシビアなタフコンデション時でもスピーディーにサーチできる性能を持った唯一のルアーとなっています。

先生
先生
K-Ⅱミノーはただ巻きやポンプリトリーブ、ドラッキングで真価を発揮します。プレッシャーに強い小型のボディと、バスを振り向かせる事の出来るアピール力のバランスがすばらしく、夏から秋にかけて中層のサスペンドバス攻略には必携なルアーとなっています。

出典:ハンクル様

ハンクルらしい美しいフィニッシュも特徴の一つと言えますね。

ハンクルK-Ⅱミノー60SPの感想と今回のまとめ

ハンクルK-Ⅱミノー60SPは決して使いやすいルアーではありませんが、非常に高い実釣性能を持っています。「小さなミノーをより深く」を開発コンセプトにしたこのルアーは、スモールマウスレイクでの活躍がよく知られていますが、ラージマウスレイクでも非常に効果的です。より大きなボディサイズで潜行能力の高いK-Ⅳミノーはスローリトリーブ、ポンプリトリーブ、ストップ&ゴーといった基本テクニックはもとより、クランキング感覚でディープのバスを直撃することができ、夏から晩秋にかけて、琵琶湖、河口湖といったディープクリアウォーターで抜群の威力を発揮します。

他のロングビルミノーとは違った個性を持ちながらも、その実釣性能はカテゴリートップクラスの実力を持ったK-Ⅱミノー。

このルアーには、このルアーにしか無い独自の性能がたくさん詰まっています。

本当に釣れるロングビルミノーをお探しの方はぜひ一度、このルアーを手に取って見てください。私が伝えたいと思っている事がきっと解ると思いますよ!

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。


※詳細なカラーラインナップや価格は上記のAmazon、楽天のリンクからご確認ください。

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