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イマカツ リップライザー ルアーインプレッション 

リッピング&ライジングアクションがバスに効く!
独自のコンセプトを持った個性派ハイフローティングミノー!!

ちかみやが色々なルアーをテストして、独断と偏見でルアーインプレッションをお送りするルアーインプレッションのコーナー。そのルアーが持つ特徴的なルアーの構造と形状、実際に使用した感想と独自の解釈でルアーの特徴をひも解き、超個人的な目線でルアーを解説しています。今回はイマカツのリリースするハイフローティングミノー、リップライザーを紹介します。

リップライザーには共通のコンセプトを持つ60㎜、90㎜、110㎜の3サイズがラインナップされています。それぞれフローティングとサスペンドバージョンがあり、その他にも130㎜サイズとダイビングモデルがありますが、ダイビングモデル、130㎜モデルはスタンダードモデルとは少し違う味付けになっています。今回はリップライザーとしての個性を一番色濃く持っているリップライザー110をメインにインプレッションしていきます。

Contents

リップライザー110のスペック

 

Length : 112.0㎜
Weight : 15g(SPは18g)
サスペンド&フローティング
カラー :フローティング53色、サスペンド20色

リップライザー110の構造と外見の特徴

リップライザー110の外見や内部構造などから、このルアーが持つ本来のポテンシャルを解き明かしてみましょう。リップライザーシリーズには特徴的なライズアップアクションを最大限に活かす工夫が随所に見受けられます

リップの形状

リップライザー110のリップ形状はかなりワイドで、とても水を掴みやすい形をしています。非常にパワフルなアクションを生み出すリップ形状はハイフロートなボディ特性と相まって力強く水を押し、高いアピール力を発揮します。

リップの角度

ボディ前方に取りつけられたリップの角度は、通常のジャークベイトよりもやや角度のあるセッティングになっています。このセッティングは何よりも水噛みを意識したもので、水の抵抗を効率良くアクションに変換出来ます。
潜行深度は約1.5m。通常のジャークベイトとほぼ同じ潜行深度はリップライザーの特徴であるライザーアクションを活かす仕様になっています。

ボディ形状

リップライザー110のボディはとても特徴的で、ハイフローティング固定後方重心を採用しています。
重心を後方に持って行く事で同じ重さの平行浮きジャークベイトに比べ、浮上スピードが格段に速くなっています。
また、固定重心にした事でバスをスプークさせてしまう重心移動の甲高い衝撃音を発生させません。
この固定後方重心効果はそれだけでなく、慣性の法則から尻を振るウォブリングのパワーも強烈でキレのあるものになります。
それはまるでクランク並みの回転速度と集魚パワーを発生させ、驚異的な遠投性と抜群のアキュラシーを実現しています。

リップライザー110の特徴と長所

ここではリップライザー110が持つ特徴を3つご紹介します。
それぞれのルアーが持つ特徴や長所、強み理解していれば、状況に応じて正確にルアーを使い分けられるようになり、より多くのバスに出会えるチャンスが広がります。

独自のライジングアクション!

日本のジャークベイトはサスペンドタイプが主流で、ここまでハイフロートなフローティングミノーはなかなかお目にかかれません。頭部を水面に向けて浮上する独特のライザーモーションは、ある時は酸欠で弱ったベイト、またある時は水面の虫を捕食するベイトの浮上そのものです。絶妙の浮上速度と浮上角度、頭を振るような独特の動きを伴うライザーモーションは、サブサーフェイスでのバスの食い上げバイトを強く刺激します。

パワフルな水押しと高いアピール力

非常にハイフロートで水を掴みやすい特性は、左右への強い水押しを伴うパワースライドとブルンッと身震いしながら急激に静止するアクションを発生させます。広いエリアでもバスを引き付ける強いアピール力はサーチベイトとしての性能も優秀で、波動とシルエット両面でバイトを誘発させるパワーを持ったハイフローティングミノーと言えます。

浮力を活かしたパワーダート

リップライザー110はリッピングライジングアクションを織り交ぜて使用する方法が本来の使い方ですが、もちろんジャークベイトとしても使えます。

リップライザーはボーマーのロングAなどに代表される水を押すタイプのジャークベイトで、日本生まれのジャークベイトとしてはかなり珍しいルアーと言えます。ハイフロートで引き抵抗も大きく、一生懸命ジャークしてもなかなかダートしないリップライザーですが、しっかりと狙ったアクションを繰り出せた時の強さは目を見張るモノがあります。

先生
先生
リップライザー110は個性的なライズアップアクションと高いアピール力が特徴のハイフローティングミノーになっています。リッピングがメインの使い方ですが、ただ巻きでも使えますし、ひとたびジャークベイトとして使用すれば隠れた性能を見せてくれます。

リップライザー110を使った感想と使い方のまとめ

リッピング&ライジングアクションがバスに効く!独自のコンセプトを持った個性派ハイフローティングミノー!!リップライザー110のルアーインプレッションは以上でおしまいとなります。今回のまとめとして、もう一度このルアーの特徴を振り返ってみましょう。

リップライザー110の大きな特徴

・独自のライジングアクション!
・パワフルな水押しと高いアピール力
・浮力を活かしたパワーダート

この特徴を理解して有効なシチュエーションで使ってあげるようにすれば、より効率良く釣果を伸ばすことが出来ます。

リップライザーには冒頭で触れたように3つのサイズとフローティング、サスペンドの設定がありますが、個人的な意見としてはサスペンドと小さいサイズは要らないと思います。60㎜、90㎜クラスのジャークベイトであればもっと使いやすくて高性能なジャークベイトはたくさんありますし、サスペンドに至っては最大のアピールポイントであるハイフロート特性がなくなってしまいます。

リップライザー110はかなり個性的なルアーです。簡単に言ってしまえば同社がリリースするもう一つのジャークベイト、ダルドの対極に位置するような特性の持ち主でハイフロート&ハイアピールが最大の特徴となっています。ここまで突出した個性を理解して、上手に引き出しながら使ってあげることがアングラーとしての“腕の見せ所”ではないでしょうか?

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

※詳細なカラーラインナップや価格は上記のAmazon、楽天のリンクからご確認ください。

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