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ジャッカル リレンジ ルアーインプレッション

最新のギミックで性能強化!
ハイレスポンスと使いやすさを高次元で両立させた秀逸ジャークベイト!

ちかみやが、個人的に気になるルアーをテストして、独断と偏見でお送りするルアーインプレッションコーナー。そのルアーが持つ特徴的なルアーの構造と形状、実際に使用した感想と独自の解釈でルアーの特徴をひも解き、超個人的な目線でルアーを解説しています。今回のルアーはジャッカルの最新ジャークベイト、リレンジを掘り下げてみたいと思います。

ジャッカルといえば、今まで数々の名作ジャークベイトをリリースしてきたルアーメーカーです。今では廃盤となってしまったスカッドミノーなんかはその最たるもので、本場アメリカのB.A.S.Sで活躍する有名コンペティターもこぞって買い占めたと言われるほどの実力を持ったルアーでした。スカッドミノーが廃盤となり、その後に登場したジャークベイトが今回紹介するリレンジなのでその実釣性能には自ずと期待してしまいます。果たしてジャークベイトの名門メーカーが最新ギミックと技術を詰め込んでリリースしたジャークベイトの性能とはどのようなものなのでしょうか?早速確かめてみましょう!

先生
先生
リレンジには110㎜と130㎜の2サイズがリリースされています。使用した感じでは両モデルとも違いはサイズだけで、アクション自体には特に大きな違いはありませんでした。

Contents

リレンジ(130SP)のスペック

Length : 130.0㎜
Weight : 21.5g
サスペンド
Hook  : ショートシャンクフックRB-M#4×3フック
カラー :13色

先生
先生
フルサイズクラスながらアクションレスポンスはとても軽快でトゥイッチやジャークでも適度な引き抵抗を持っています。ジャークでは左右にキレのあるダートを見せ、ストップさせれば、“ブルンッ” と体制を整えるような自発的なアクションを生み出します。

リレンジの構造と外見の特徴

リレンジの外見や内部構造などから、このルアーが持つ本来のポテンシャルを解き明かしてみましょう。最新式の重心移動システムを採用したリレンジのボディは、極めて高いレスポンスを発揮します。

リップの形状

リレンジのリップはオーソドックスな形状をしていますが、ジャークベイトとしてはややワイドな印象があります。水の抵抗を受けやすい形状と言えますが、しっかりとしたボリュームと重量のあるボディをきっちりとアクションさせ、適度な引き抵抗を作るにはバランスのとれたリップ形状と言えます。

リップの角度

リップの角度は、通常のジャークベイトとほぼ同じような角度です。

しっかりと水を掴んでキレの良いアクションが生まれるようにボディバランスを考慮したリップ角度は必要以上の水を逃がし、レスポンスの高いダートを生み出します。
最大潜行深度は約1.5〜2.0m。ジャークベイトとしてはやや潜る設定になっています。

ボディ形状

リレンジのボディ形状は少し特殊で、逆台形のボディ形状をしています。このルアー最大の特徴であるストップ時の自発的アクションはおそらくこのボディ形状の影響で、有名なところではエバーグリーンのフェイスも同じようなボディ形状を採用し、非常にトリッキーなダートアクションを発生させます。

先生
先生
逆台形のボディデザインはアクションに対するレスポンスが高くなると同時に非常にピーキーなバランスになります。ちょっとしたきっかけでもボディが大きく動くようになります。

リレンジの特徴と長所

ここではリレンジが持つ特徴を3つご紹介します。
それぞれのルアーが持つ特徴や長所、強み理解していれば、状況に応じて正確にルアーを使い分けられるようになり、より多くのバスに出会えるチャンスが広がります。

ダート後の自発的アクション!

リレンジ最大の特徴とはダート後に発生する自発的な身悶えアクションです。

逆台形のボディと最新式の重心移動システムがもたらす高レスポンスボディはダート後に自発的なアクションを発生させ、自ら体勢を戻そうとします。この時にみせる“ブルッ” としたアクションがバスにとても効果的で、絶妙な”食わせ” の間を作り出します。

重心移動搭載なのに固定重心並みのダートレスポンス

リレンジに搭載されている”TGゼロフリクションスライド構造”はキャスト時には優秀な重心移動システムとして機能しますが、リトリーブ時は前方に移動したウエイトがホールドされる事でしっかり水を掴んで潜行すると共にキレのあるアクションを実現します。

先生
先生
リレンジに搭載された最新式の重心移動システム、TGゼロフリクションスライド構造はまさに固定重心と重心移動のいいとこどりと言えますね!

特殊重心移動システムによるクラストップの遠投性能

リレンジは抜群の遠投性能を誇る特殊重心移動システム”TGゼロフリクションスライド構造”を採用し、MLからMパワーのベイトキャスティングタックルでスムースなキャストを可能にしています。クラストップに迫る遠投性能は、ジャークベイトが本領を発揮する風の強いシチュエーションでも使いやすさという部分の性能に直結します。逆風を切り裂いて一度により多くのエリアをスピーディーにチェックする為に必要な遠投性能は優秀なジャークベイトとしてはなくてはならない性能と言えるでしょう。

先生
先生
リレンジはアクションに対するレスポンスが高く、飛距離も抜群で使いやすい、とてもハイバランスなジャークベイトです。やや大きめのボディにも関わらずしっかりとダートさせるセッティングはさすがの一言ですね。

リレンジを使った感想と使い方のまとめ

以上で最新のギミックで性能強化!ハイレスポンスと使いやすさを高次元で両立させた秀逸ジャークベイト!リレンジのルアーインプレッションはおしまいとなります。今回のまとめとして、もう一度このルアーの特徴を振り返ってみましょう。

リレンジの大きな特徴

・ダート後の自発的アクション!
・重心移動搭載なのに固定重心並みのダートレスポンス
・特殊重心移動システムによるクラストップの遠投性能

この特徴を理解して有効なシチュエーションで使ってあげるようにすれば、より効率良く釣果を伸ばすことが出来ます。

キレのあるダートと自発的アクションが特徴的なリレンジは、使いやすさと飛距離も備えた”見本”のようなジャークベイトでした。

現在は130㎜と110㎜のラインナップだけですが、この使用感のまま更なるサイズ展開があればもっと面白いジャークベイトになると思います。

先生
先生
個人的にはリレンジの内部構造を持ったNEW・スカッドミノーを再販して欲しいですね!!

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

※詳細なカラーラインナップや価格は上記のAmazon、楽天のリンクからご確認ください。

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