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ピンスポット攻略で威力を発揮する集中爆撃機! ジャッカル キーバーン 実釣インプレッション!

元トーナメンター兼フィールドテスターのちかみやが、個人的に気になるルアーをテストして、独断と偏見でお送りするルアーインプレッションコーナー。実際に使い込んだ上でそのルアーが持つ特徴や長所などを超個人的な目線でインプレションしています。今回は先進的なモノ作りで多くのファンを持つルアーメーカー、ジャッカルのキーバーンを実釣で使い込んできました。このハードベイトが持つその特徴と本当の実力を解説していきます。

Contents

ジャッカル キーバーン(3/8oz)のスペック

Length : 53㎜ 
Weight : 3/8oz(10.5g) 
Hook : #7×2 
カラー :13

使いやすさ
実釣性能
おすすめ度

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流行りのサーキットボードを採用し、メタルバイブとしての高い基本性能とハイレスポンスを狙ったキーバーンの実力とは!?

ジャッカル キーバーン構造と外見

サーキットボードを使ったハイレスポンス化だけでなく、フォール時のアクションにも重点を置いたキーバーン。安直なネーミングですが、高い実力を持っています。

ここではキーバーンの主要なコンポーネントや内部構造などから、このルアーが持つ特徴や本来のポテンシャルをひも解いて行きます。

ウエイト形状

キーバーンのウエイト部は、非常に複雑な形状となっています。サーキットボードを使用した軽量ボディを中心に、水流の受け方や逃がす方向を細かく計算したような形状は、基盤ボディらしい高レスポンスと同時にフォール時の緩やかなシミーフォールアクションアクションを実現。メタルバイブとしては珍しく、小技の効く仕様となっています。

ヘッドの角度

キーバーンのヘッド形状はシャープで緩やかな角度が採用されています。若干膨らみを持たせた頭部にとがったノーズを組み合わせたセッティングは、初速の立ち上がりを早めると共に必要最低限のタッチ感をアングラーに伝え、メタルバイブにありがちな不要なスタックを未然に防いでくれます。

ボディ形状

コンパクトなボディ設計が主流となるメタルバイブですが、キーバーンのボディデザインは流線的なフォルムを多用したデザインになっています。しっかりとマージンの取られたアイ周りは、基盤ボディの弱点である耐久性を向上させるだけでなく、不要なライントラブルを大幅に減らす工夫の一つ。また、ややリーチのあるボディ全寸はハイレスポンスなアクションであっても安定したボディバランスを保つ秘訣となっており、限りなくストレスの無い実釣を下支えしてくれます。

ジャッカル キーバーンの特徴と長所

ハイレスポンスなリフトアクションとシミーフォール。アクションバラエティーの多さがキーバーン最大の特徴と言えるでしょう。

ここではキーバーンが持つ大きな特徴を3つご紹介します。
それぞれのルアーが持つ特徴や長所、強み理解していれば、状況に応じて正確にルアーを使い分けられるようになるので、より多くのバスに出会えるチャンスが広がります。

基盤ボディ特有のハイレスポンス特性!!

基盤素材をボディのメインとしたキーバーンは、圧倒的な軽量ボディと一点集中させたウエイト配分で、抜群のレスポンス性能が最大の特徴となるメタルバイブ。ショートストロークのロッドワークにさえ機敏に反応し、短い移動距離でもしっかりアクションしてアピールするその特性は、低水温で動きの鈍ったバスにこそ非常に効果的な特性と言えます。また、レスポンシブな性格は、そのまま高いコントロール性にも直結し、障害物をイメージ通りにタイトに攻め入る事にも有効。バスの鼻先で思い通りのアクションをさせなければならないタフな状況でほど、その実力が発揮されます。

メタルバイブには珍しいシミーフォールアクション!

直線的なアクションがメインとなるメタルバイブが多い中、キーバーンはフォール時にシミーアクションを発生させる珍しい設定の持ち主。リフト&フォールで多用する事がほとんどとなるメタルバイブにとってフォール時のアクションは極めて重要であり、キーバーンのシミーフォールは非常に強力な武器となります。特にショートピッチのリフトを織り交ぜて使う移動距離を抑えたアクションは、ボトムやストラクチャーに張り付いた厳寒期のバスだけにとどまらず、晩秋や初冬、早春のアクティブさが残るバスにも効果的となっています。

イメージ以上にトラブルレス&使いやすい親切設計

基盤ボディによるハイレスポンスとダイレクト感の強いコントロール性能で、とがった実釣性能を合わせ持つキーバーン。ピーキーで、ある種「クセ」を感じる特性は、一歩間違えれば使い手を選ぶメタルバイブとなりがちですが、キーバーンはギリギリのウエイト配分とボディバランスで優秀な使いやすさと極限までトラブルを抑えたセッティングを両立させています。特にメタルバイブは手前まつりなどライントラブルの多いハードベイトですが、アピール力の強いメタルバイブにとってキャストミスは命取りとなります。余計な心配をせずに長時間使いきれる使いやすさこそが、キーバーンの際立つ実釣性能を下支えする「基盤」となっています。

先生
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ハイレスポンスなリフトとシミーフォールを交えたフォールで驚異的な実釣性能を誇るキーバーン。ピンスポット攻略では無類の強さを持っています!

ジャッカル キーバーンの感想と使い方 まとめ

基盤ボディを持つメタルバイブと言えば今回紹介したキーバーンの他に、前回紹介したデプスのサーキットバイブが有名。同じ素材をメインとしていメタルバイブではありますが、その特性は大きく異なります。

軽量な基盤ボディによる抜群のコントロール性能とハイレスポンス、フォール時のシミーフォールで優秀な実釣性能を誇るキーバーン。多彩なギミックを詰め込んだスペックは、広範囲のサーチはもちろんのことピンスポットの攻略で真価を発揮します。ウエイトの割にやや大柄なボディデザインはリアクション効果がそれほど強く無く、キャスタビリティー性能もイマイチですが、厳寒期だけでなく、様々なシーズンで活躍する性格はキーバーンならでは。ライトラインPEスピニングタックル+1/4ozキーバーンを組み合わせたセッティングでのシューティングメタルは、私の知る限りどんなフィールドでも非常に効果的なので、ぜひ1度皆さんも試してみてください。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

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