バス釣りの本質集 PR

使いやすくて高性能!!おすすめのジャークベイトロッド5選

低水温期のみならず、バスがスローな時やタフコンデション時に威力を発揮するジャークベイト。皆さんはどんなロッドを使っていますか?

ジャークベイトは文字通り”ジャークして使う”事が前提のため、いかにイメージ通りにルアーを操れるか?が釣果に直結しますが、ジャークキングという動作は意外と重労働でいわゆる”バーサタイルロッド”では上質なアクションを長時間続けるのは難しい部分があります。

最近ではジャークベイトの実釣性能が広く知られるようになり、専用機が各メーカーからリリースされるようになりましたが、選択肢が増えるほど迷ってしまうのもまた事実。

今回はそんなジャークベイト専用機の中でも実際に使ってみて「これは良いぞ!!」と印象に残ったロッドを5つご紹介します。

皆さんのロッド選びの参考にしていただければと思います。

Contents

おすすめのジャークベイトロッド5選

ここではロッドマニア、ジャークベイトマニアとして私自身が実際に使用して試してきた数々のロッドの中で、ジャークベイトとの相性がキラリと光る珠玉の5本を紹介します。ここで紹介するロッド達はそれぞれジャークベイトを操りやすくて高性能。使うだけでジャークベイトの釣りを格段にレベルアップさせてくれる。そんな実力を持ったロッド達です。

ダイワ ブラックレーベルLG 651M/MLFB

ブラックレーベルLG 651M/MLFBはジャークベイトやトップウォーターなどの操作系ハードベイトにフォーカスして設計されており、基本はファーストテーパーで操作性を高めながらも負荷が掛かるとパラボリックにベントするマルチテーパーを持っています。そのためログなどの空気抵抗が大きくて自重が軽いルアーでもストレス無くキャストでき、ティップの操作だけで思い通りにルアーをダートさせることが出来ます。100gを切る自重で、アングラーへの負担も少なく、片手でも一日中ジャークする事が可能です。

シマノ エクスプライド165ML+

レギュラーファーストテーパーのエクスプライド165ML+はハリがありながらもしっかりと曲がり込むブランクでキャストからジャークまでの一連の動作がスムーズに出来ます。やや先重りなロッドバランスは、ロッドを下に構えた時にしっくりくるようにセッティングされていてジャーキングという動作をとても軽くしてくれます。シマノには過去にファイナルディメンションのTS‐160Lという名竿がありましたが、エクスプライド165ML+はミドルクラスながらも負けず劣らずの高性能を発揮しています。

メガバス OROCHI XXX F4-65K

同社の名作ジャークベイト「ワンテン」の専用機として”ワンテンスティック”の二つ名を欲しいままにしているF4-65Kは近年稀に見る名作として愛用者も多く、ジャークベイト専用のスペシャリティロッドとしての知名度も高いアイテムになっています。思い切ってレギュラーに設定されたテーパーは一見すると硬く感じますが、一度曲がり始めると非常にトルクフルで、絞られれば絞られるほどその真価を発揮します。短めにデザインされたリアグリップも非常に好印象。このデザインだけで「ジャークベイトを知っている人が性能を最優先して作ったロッド」ということが伝わってきます。

ノリーズ ロードランナーハードベイトスペシャル HB640ML

低弾性マテリアルと曲がり込むテーパーを持つノリーズのHB640MLは極めて高い汎用性をもち、特にジャークベイト適性の高さが光るロッドになっています。ジャークベイト専用機というわけではありませんが、ソフトなティップと鋭いジャーキングを作り出す強さを持つベリーで、軽いジャークベイトでも無理なく飛ばせるテーパーを実現し、様々なルアーのポテンシャルを引き出せるロッドに仕上がっています。ジャークベイトのみならず、シャロークランクから3メートルダイバーまで、ストレスのない投げ心地とミスのないフッキング性能を両立。トップウォーター、バズベイト、チャター系ベイト、軽めのスピナーベイト、バイブレーションなど、ありとあらゆるハードベイトをこなせるロッドとしての側面を併せ持っています。

ノースフォークコンポジット JPR65ML


トレブルフックが3つ付いた110㎜、1/2ozクラスのフルサイズ・ジャークベイトやフルサイズ・ペンシルベイトとの相性が際立つ性能を持ち、フルサイズ・ジャークベイトを遥か彼方まで飛ばせるパワーとキレのあるダートを生み出す張りの強いティップ、低水温期に見られるまとわりつくようなバイトをも絡め取るプログレッシブなテーパーデザインを持っています。小手先のアクションだけでジャークベイトを操れる高い操作性は長時間のジャーキングを可能にし、より広い水域をジャークベイトでスピーディーにサーチしたい時に有効です。早春のコールドウォータージャーキングや90mm前後、3/8ozでトレブルフックが二つ付くミディアムサイズのジャークベイト、シャッド、ポッパー、小型のペンシルベイトなどには1ランクソフトなJPR65Lというモデルがおすすめです。

ジャークベイトロッドに必要な要素

上の項目で紹介したロッド達の他にもジャークベイトロッドとして活躍できる力を持ったロッドはたくさんあります。ここではジャークベイトを操る上で必要とされる要素を解説します。

高い操作性

ジャークベイトはロッドワークでアクションを付けて使うルアーなのでアングラーがイメージした通りに動かせる操作性が必要となります。柔らかすぎるロッドや硬すぎるロッドはルアーが思うように動かなかったり、大きくダートしすぎてフックがラインを拾ってしまったりします。また、ジャークベイトはポーズの長さやダート幅が直接釣果に結びつくので、自分の体格や腕力と相談して振りやすいロッドを選びましょう。

使いやすさにつながる取り回しの良さ

ジャークベイトロッドには長時間リラックスした状態で質の高いジャーキングを続けられる使いやすさも重要です。早春などの低水温期は一日中ジャーキングを繰り返すなんて事もありますが、極端に長かったり重かったりする使いにくいロッドで長時間集中してジャークし続けるというのはとても難しい事です。使いやすいロッドはアングラーの負担を軽くして集中力を保つ効果があるので、本当に使いやすいロッドかどうかしっかり見極めましょう。

浅いバイトもしっかりフックアップさせる追従性

ジャークベイトは晩春~早春の低水温期や何らかの理由でバスがスローになったタフタイムで活躍する事が多いルアーです。スローなコンデションのバスは、バイトが浅いことも多く、ハリが強すぎるロッドでは上手にフックアップさせることが出来ません。また、スポーニング期には食性よりも威嚇目的のラフアタックも多く、口の外にフックアップすることも多々あるので、ジャークベイトに対応するロッドにはその様なバイトも絡め取ってランディングまで持ち込める性能が必要となります。

※ジャークベイトに関するタックルセッティングやロッドスペックなどは他の記事でまとめてあります。詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

釣れるジャークベイトロッドの選び方とおすすめのタックルセッティング一定のレンジてステイさせる事が出来るジャークベイトは低水温期やタフタイムにクオリティーの高いバスをバイトまで持ち込める方法として有名です...

ジャークベイトで釣れるようになるちょっとしたコツ

アングラーの操作次第で釣果が大きく変わるジャークベイトには釣れるようになるための”コツ”がいくつかあります。ここではちょっと意識するだけで釣果が伸びるジャークベイトの使い方を紹介します。

ダートの幅を使い分ける

最近のジャークベイトは非常に高性能で、アングラーの操作次第でダート幅を調整する事が出来ます。低水温期だけでなくシーズンを通して有効なジャークベイトですが、その時の状況に応じてダート幅を使い分けることが釣果に結び付ける近道となり、時には水中ドックウォークのような小さなダートからワープのようなダイナミックなスライドダートまで意識して使い分けることが大切になります。

ジャークベイトはルアーによってもダート幅が違います。それぞれの特性を知って、適切に使い分ける事も釣果を重ねる大切な要素になります。

色々なポーズ時間を試す

サスペンドが主流のジャークベイトは水中で止めることが出来ますが、ポーズさせる時間を長くしたり短くすると結果を残しやすくなります。バスはその時その時でルアーを追い掛けるスピードや距離が変わるため、しっかり待ってあげないとバイトしない時や、反対に見せすぎてしまうと見切ってしまう時があります。先ずは自分のリズムでジャーク&ポーズを繰り返し、反応がない場合はジャークするタイミングやポーズの時間を工夫してみると良いでしょう。

様々なルアーサイズを試してみる

ジャークベイトはシルエットがとても大切なルアーで、その時に追っているベイトサイズに近づけるだけで反応が変わることが多くあります。特に小さいサイズのベイトフィッシュを追っている時はルアーのサイズにシビアな事が多く、大きなルアーには見向きもしないなんて事もしばしば。明らかにベイトを追っている雰囲気なのに反応がない場合は優先してルアーサイズをローテーションしてみましょう。

ジャークベイトで結果を残すにはルアーサイズやボリュームも大切です。反応が無ければ色々と試して見ることが一匹への近道になります。

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おすすめのジャークベイトロッド5選 まとめ

途中で少し脱線しましたが、以上で私が実際に使って、「これは!!」と思ったジャークベイトロッドの紹介は終了となります。

冒頭でも解説した通り、ジャークベイトはロッドワークありきなルアーなのでジャーキングのしやすさ、使いやすさが釣果に直結します。バス釣りはルアーにしろロッドにしろ結果を残し、積み重ねていってはじめてタックルとの信頼関係が生まれます。今回紹介したロッド達が、皆さんにとっていずれ、なくてはならない存在になってくれれば・・・と願っています。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

おすすめのジャークベイトはこちらの記事で紹介しています。

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